公開日:2017年12月26日
最終更新日:2018年1月17日

「工事業向けの見積ソフトは、金額に応じた効果が得られるか不安…」と、費用対効果を心配なさる声は、訪問デモンストレーションの際によくご相談されるお悩みの一つです。
確かに工事業向けの見積ソフトは、工事業以外も含めた多業種で使用のできる「汎用見積ソフト」やエクセルなどの「表計算ソフト」と比較すると、お値段が張るのは否めません。

では、導入後のコストパフォーマンスや、機能についてはどうでしょうか。
今回は、「表計算ソフト」と「汎用見積ソフト」、そして弊社の「工事業向け見積ソフト ハウロード」の3つで工事業の見積作成を行う際のメリット・デメリットを、徹底的に比較します。

新人OL
若葉ちゃん
尚、比較の際の検証結果などについては、かさ増しなどを行わず公正に作成を行っています。
より公正に検証が行えるよう、それぞれの方法で何枚か見積書を作成し、操作に慣れた状態で本番の計測に取り掛かっています。

 

各ソフトの見積作成方法

 

今回は、「表計算ソフト」、「汎用見積ソフト」、「工事業向け見積ソフト(弊社製品 ハウロード)」の3つを比較します。
同じ環境下から始められるよう、それぞれ材料マスタの設置などの下準備はあらかじめ行った状態で検証を行い、同一の内容の見積書を紙面へ印刷を行うところまでの時間や作業手間を計測しています。
まずはどのように見積作成を行ったのか、各システムの手順をご紹介いたします。

表計算ソフト
 

汎用見積ソフト
 

工事業専用見積ソフト ハウロード
 

 

各システムを徹底比較

実際にそれぞれの方法で作業を行った上で、以下の項目について、「工事業向け見積ソフト ハウロード」「汎用見積ソフト」「表計算ソフト」の3つを比較しています。

・価格
・機能
・サポート
・初心者への分かりやすさ
・作業時間
・コストパフォーマンス

価格の安さ

工事業向け見積ソフト

工事業向け見積ソフトは、本体価格が数万円~高価なものでは60万円ほどと、メーカーによって価格は大きく差があります。これに加えて、多くのシステムでは「システム本体の料金+使用するパソコンの台数に応じたライセンス数」という価格形態が採用されています。
ライセンス数については、年ごとに更新を行うメーカー、売りきりのメーカーなど様々です。
弊社ではライセンス数の売りきりシステムを採用しているため、上記の「システム本体の料金+使用するパソコンの台数に応じたライセンス数」が製品代金となります。
価格帯がメーカによって大きく差のある工事業向け見積ソフトの中でも、ハウロードシリーズは比較的リーズナブルなお値段でご提供しています。

汎用見積ソフト

汎用見積ソフトであれば~1万円以内が相場ですが、工事業向け見積ソフトと同様、ライセンス数の追加の場合は別途料金が発生する場合がほとんどです。

表計算ソフト

表計算ソフトはOSに標準搭載されていれば無料です。こちらは追加購入品などは特に必要ありません。

新人OL
若葉ちゃん
稀に、汎用見積ソフト・工事業向け見積ソフトにおいて上記とは別に、使用から一定期間以降、継続使用に関する費用が掛かる場合があるようです。
ソフト購入の際は、そういった別途購入品の有無にも注意してくださいね。

 

機能


工事業の見積作成では、他業種とは異なる性質を持つ部分が多々ございます。
そういった機能面については、どうでしょうか。

工事業向け見積ソフト ハウロード

材料マスタ、階層機能、歩掛計算の対応、材料一つひとつに対する補給数量や、複合単価の対応も可能です。
それ以外にも、「工事業ならでは」の業務に対応した様々な機能を完備しています。

汎用見積ソフト

材料マスタはあるものの、工事業のように材料数が膨大な業務の場合は、材料マスタの「登録件数オーバー」となるソフトが見受けられます。購入の際は、マスタの登録件数上限をしっかり確認しましょう。
登録内容についても、材料名(品名)と単価、備考の情報のみの登録となる場合が多く、仕入先やメーカー、歩掛については、対応していないものが多い現状です。
工事業特有の係数である歩掛が対応していないということで、材料原価の大幅な変化がある度に、自らで計算した単価へ材料マスタの更新を行う必要があります。

表計算ソフト

見積書式に関しては、有料・無料を含め様々な書式が配付されていますが、肝心の見積明細作成の仕組みづくりについては、自らで行う必要があります。
関数を掛け合わせることで、工事毎の歩掛や補給数量を加味した正確な見積作成を行うことも可能ですが、その場合は社内に表計算ソフトと積算についての知識・技術を持つ人がいなくてはなりません。
あまり表計算ソフトの知識がなくとも簡単な見積作成を行うことは可能ですが、その場合は入力ミスによって見積金額に誤りが生じないかに注意しなくてはなりません。
また、複数人で見積作成を行っている場合は、材料単価などの情報共有をきちんと行いましょう。これを怠ると、作成する人によって見積金額が異なってしまう事態にもなりかねません。

 

サポート

工事業向けソフトでは工事業に詳しいサポートスタッフが対応します。
汎用ソフトは操作のサポート対応が可能です。工事業特有の特殊な計算や処理については、サポート対応外となる場合が多いです。
表計算ソフトに至っては自己解決しかありません。

新人OL
若葉ちゃん
この際にも気を付けなくてはならないのが、サポート費用です。サポート費用は料金体系がメーカーによって様々です。
万が一のトラブルだけでなく、使用に関する質問でも費用が掛かってしまっては仕方ありません。この点もよくチェックした上で、購入をすることが大切です。

 

作業時間


最後に、見積作成を行う上でどれくらいの時間が掛かるかを計測しました。
毎日の業務といっても過言ではない、見積作成業務。この作成時間に悩まされている企業様も、多いのではないでしょうか。

前述の通り、同一の見積書を作成しています。今回作成する見積書は、積算をきちんと行った、正しい金額の見積書です。
全く同じ見積書を作成することで、各作成方法の時間を計測しました。

結果

工事業向け見積ソフト ハウロードを使用した場合…1時間10分
汎用見積ソフトを使用した場合…3時間40分
表計算ソフトを使用した場合…4時間50分

新人OL
若葉ちゃん
汎用見積ソフトを使用して作成する際、最初は「なーんだ、簡単!」と思ったのですが…「VVFケーブル」のように同じ品名だけど太さなどの種類・工種が多く存在するものは、検索するのも一苦労でした。

そして意外と厄介なのが、材料マスタに入りきらなかった材料。
一度汎用見積ソフト上の材料マスタで検索を行い登録がないことを確認してから、再度別ファイルの材料マスタ(表計算ソフトの際にも使用しているもの)で検索。それを、品名や単価をコピーして作成していく…。

この二度手間の作業、前述の検索手間と並んで地味に作業時間の増加原因となっています。

新人OL
若葉ちゃん
表計算ソフトを使用して作成した際は、本当に苦労しました…。
練習で作成した見積書の枚数が一番膨大になったのも、こちらの方法です。

材料マスタの作成や書式作成は行った上での見積作成のため、「コピーと貼り付け、いくつかの手入力に加えて、改ページなどの処理をするだけ。表計算ソフトの操作は慣れているし、大丈夫!」だと思っていたのですが…他の方法に比べ圧倒的に手間も多く、かなりの集中力と根気を要しました。

 

年間130万円以上のコスト差

上記のように、工事業向け見積ソフト ハウロード:汎用見積ソフト:表計算ソフトでは、一件の見積書作成に対し、1:約3:約4という時間の差が生じます。

例えば月に10件、今回試算した際と同じ規模の見積書を作成した場合、見積作成時間を年間の給料で換算すると、
・工事業向け見積ソフト ハウロード…413,000円
・汎用見積ソフト…1,298,000円
・表計算ソフト…1,711,000円

工事業向け見積ソフトに比べ、汎用ソフトが約88万円、表計算ソフトが約130万円のコスト増となります。
(※平成27年度の東京の労務単価を基準に日当23,600円の電工員が作業にあたった場合)

コストパフォーマンスなら工事業向け見積ソフト

導入費用は他のソフトより高めの工事業向け見積ソフトですが、優れた機能性やサポートにより作業時間が短縮され、その分の人件費も大幅に削減されます。そのため1年で導入費用を回収することも十分に可能で、残業時間の削減や新規顧客の開拓に割く時間が増えるなど、売上げアップにも繋がるでしょう。

 

まとめ

 

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