公開日:2018年2月13日
最終更新日:2018年2月14日

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直接工事費とは工事費用の中でも施工に直接かかる費用のことを指し、主に材料費や労務費、直接経費(機械経費)に分類できます。
今回は、直接工事費に含まれる材料費について詳しく解説します。

新人OL
若葉ちゃん
シリーズ第一回目からは「工事業の」基本的な見積書の書き方【保存版】から読んでくださいね!

 

ロス率と物価に注意!材料費の計算方法

材料費は材料の数量×材料の単価で算出しますが、単純に図面上での必要数量のみで計算してしまうと、施工時に自然に発生する切りムダなどのロス率が含まれていないため、受注側は結果的に損をしてしまいます。
そこで、赤字を出さない為に材料費は次のような計算式で算出されます。この計算は材料ひとつずつに対して行う必要があります。

複合単価の場合の材料費計算方法

材料費=※1所要数量(設計数量×(1+ロス率))×※2材料単価(購入単価+運搬費)

※1の「所要数量」は、設計図面を計測し算出した図面上の数量である「設計数量」にロス率を加えたものです。ロス率はそれまでの工事実績などの調査をもとにあらかじめ設定された標準値を用います。
ロス率は、国土交通省のホームページの「公共建築工事標準単価積算基準」の所要量が参考になります。

新人OL
若葉ちゃん
ロス率=積算を行う前にでも出てきた、切りムダなどのことですね

 
※2の「材料単価」は、材料の購入単価に現場までの運搬費を加えたものです。
単価は(財)経済調査会などが発行している公的な物価資料や、販売業者の見積書、発注者が特別に実施する調査等を参考に定めます。

新人OL
若葉ちゃん
この計算式を材料一つひとつに行えば、赤字工事がなくなるのですね
仙人
そうじゃ!一先ず、「材料費」は赤字でなくなるはずじゃぞ
新人OL
若葉ちゃん
そっか、他の「労務費」なども、計算しないといけないのですね
仙人
そうなのじゃ…その他の計算については、また次回説明していこうかの
新人OL
若葉ちゃん
それはそうと、材料一つひとつにこんな計算をしていたら、時間が足りないですよ…どうにかなりませんか?
仙人
それなら「工事業向け見積ソフト」を使えば解決じゃ!
ハウロードシリーズを使えば適正な材料単価で、誰が作っても同じ金額のキレイな見積書が作成できるんじゃ

 
 
材料費は単純に図面上の数量だけではなく、ロス率や物価などを考慮して計算する必要があることがわかりました。次回は直接工事費の中の「労務費」の計算方法についてご説明します。

 

 

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