公開日:2018年3月26日
最終更新日:

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前回記事(原価管理とは?)では、原価管理に必要な原価計算は国の定めた原価計算基準に沿って行う必要があることをお伝えしました。
今回は、この原価計算基準に記されている5つの「原価計算の目的」について解説します。これらの目的はひとつの流れに沿ってできており、この流れを知ることで、原価管理の意味をより深く理解していただけると思います。

「原価計算基準」による原価計算の目的

原価計算基準は1962年の公表時から一度も改定されておらず、現代社会に即していない部分もあります。そのため、実務上の計算方法については企業ごとにアレンジをする必要がありますが、目的については現代においても変わっていません。

財務諸表目的

税務署や銀行、株主などに開示するための財務諸表を正確に作るため、利益を上げ会社の経営を継続するため、正しい利益を算出し、いくら儲かったのかを把握します。

価格計算目的

元が取れて儲けの出る販売価格を設定するため、実際にかかる原価を算出します。

原価管理目的

さらに利益を出すために、目標となる原価を設定し、目標を達成するためのコストカットや原因究明、生産管理を行います。

予算編成目的

全体における今後の予算編成や利益を予想し、目標を立てたり、融資を受ける銀行へ報告をしたりするために利用します。

経営計画目的

計算の条件を変えてシミュレーションすることで、設備投資や増員など、将来的な利益アップのために何をすべきかを検討します。

原価計算は会社を経営する上で非常に役立つものですが、そのためには正確に計算を行う必要があります。次回は、そもそも原価とは何かについて解説します。

 

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