公開日:2018年5月7日
最終更新日:

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電気工事、設備工事、建設工事。工事業の種類は異なれど、必ず重要になってくるのが「見積」「積算」です。

見積と言えば「見積書」を真っ先に思い浮かべる方が多いかもしれませんが、そもそも見積とは、そして、見積と積算の違いとはなんでしょうか。
今回は、工事業における見積と積算の違いについて、初心者の方にも分かりやすくお伝えします。

工事業における見積とは原価に利益を乗せること

工事業における見積とは、工事にかかる原価に対して利益を乗せることであり、発注者が工事にかかるトータルの費用と予算を見比べるための判断材料となります。

施行業者側が発注者に対して開示する金額が見積金額、見積金額が記載されている書類が見積書と呼ばれるものです。

仙人
見積金額はお客様に見せる金額で、見積書はだれが見てもわかりやすく記載することがポイントじゃ!
 

工事業における積算とは直接工事費を算出すること

工事業において積算とは、材料費や労務費といった直接工事にかかる全ての費用を予測して算出することであり、工事で得られる利益を左右する重要なものです。

これまで学習してきたように、同じ工事内容を行う場合でも、工事業における材料費や労務費などの原価は、施工方法や施工場所、銅などの原材料費によって大きく変動してしまいます。

例えば新築工事を行う場合、上記の施工方法などの他にも、間取りや立地条件といった施行環境によって必要な材料や労力が異なり費用が一定ではないので、それぞれの工程でかかる費用を全て予測して算出しないと損をしてしまうことになります。
そのため、きちんと「積算」を見積作成毎に行うことが、赤字にならず、利益をきちんと確保するための鍵となってきます。

新人OL
若葉ちゃん
つまり、積算という作業で、工事にかかる費用の全てを予測して算出し、「実際の工事施工にいくらかかるのか」を計測→確保すべき利益分を踏まえ、見積金額や見積書の作成を行う、ということですね。
仙人
うむ、正確な見積金額を出すためにも、積算は重要なポイントじゃ。しかし、工事の規模が大きくなるほど積算は複雑になってしまうのじゃ…。
新人OL
若葉ちゃん
材料一つの積算を行うだけでも、とても大変ですよね。この作業を大規模な工事でも行うとなると…仙人、考えただけでもくらくらしそうです。
仙人
小規模だったとしても、一つの計算ミスが大きな損失につながることもあるからのぅ。正確な積算で確実に利益を確保するには、見積・積算ソフトの導入がおすすめじゃ!

 

まとめ

 工事業における「見積」は発注者にとっての判断材料であり、公平な見積金額を出すには正確な「積算」が求められる。
 「積算」は直接工事にかかる全ての費用を予測して算出する。ただし、工事業における費用は、施工方法や施工場所、材料費などで結果が大きく異なるため、同じ工事内容であっても、1件1件の工事毎に正確な積算を行うことが利益確保の鍵となる。

 

 

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