近年当サイトのコンテンツを無断で複製しているサイトを見受けますが、本サイトの掲載内容の一部およびすべてについて、事前の許諾なく無断で複製、転載等を行う行為は、著作権侵害となり法的に罰せられることがあります。
近年は見積作成や請求書発行など、工事業においてもITツールを使用して業務を行うことが当たり前になってきました。
弊社のコラムでも長年工事業における業務ソフトについてをご案内していますが、ネックとなるのが費用ではないでしょうか。
今回は工事業を営む方にもご使用いただける「IT導入補助金」についてご案内させていただきます。
最大2/3を補助するこちらの補助金。
この機会に、工事業もITツールでテレワーク化や生産性向上を行いませんか?
IT導入補助金とは
経済産業省が推進する、中小企業・小規模事業者等が「自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する」ための経費の一部を補助する補助金です。
具体的には「生産性向上に役立つITツール」が補助の対象となっており、業務効率化や売上アップといった経営力の向上・強化を目的としています。
仙人
弊社では電気工事業・設備工事業・建築工事業向けシステムが補助対象の製品として登録されています。
参考 IT導入補助金トップページIT導入補助金公式ホームぺージ補助される金額は?
IT導入補助金2021はA類型・B類型・C類型(C-1、C-2)・D類型の5種類があります。
各類型ごとに、補助率や補助上限等が異なります。
申請類型 | 補助下限・上限額 | 補助率 |
---|---|---|
A類型 | 30万円~150万円未満 | 1/2以内 |
B類型 | 150万円~450万円以下 | 1/2以内 |
C-1類型 | 30万円~300万円未満 | 2/3以内 |
C-2類型 | 300万円~450万円以下 | 2/3以内 |
D類型 | 30万円~150万円以下 | 2/3以内 |
仙人
IT導入補助金を活用することで、導入費用のうち最大2/3を補助金活用が行えます。
それぞれの類型の違いは?
各類型によって、導入するITツールの要件などが変わってきます。
必要プロセス数 | 賃上げ目標 | 非対面化ツール | 導入ツール要件 | |
---|---|---|---|---|
A類型 | 1以上 | 加点項目 | - | 労働生産性の向上に資するITツール |
B類型 | 4以上 | 必須項目 | - | 労働生産性の向上に資するITツール |
C-1類型 | 2以上 | 加点項目 | 必須 | 労働生産性の向上に資するITツール 複数のプロセス間で情報連携し、複数プロセスの非対面化・業務の効率化を可能とするITツール |
C-2類型 | 2以上 | 必須項目 | 必須 | 労働生産性の向上に資するITツール 複数のプロセス間で情報連携し、複数プロセスの非対面化・業務の効率化を可能とするITツール |
D類型 | 2以上 | 加点項目 | 必須 | 労働生産性の向上に資するITツール テレワーク環境の整備に資するクラウド環境に対応し、複数プロセスの非対面化を可能とするITツール |
仙人
類型判別チャートもご参考ください。
※申請する類型は、プロセス数やITツール要件を満たす類型の範囲内であれば申請者が選択できます。
どんなITツールが対象?
補助対象となるITツールは、事務局より認定されたITツールに限られます。
株式会社ハウロードシステムは、対象となるITツールとして下記の製品が認定されました。
電気工事業向け 見積・積算・受注・原価・販売管理システム ハウロードEX |
設備工事業向け 見積・積算・受注・原価・販売管理システム ハウロードSX |
建築工事業向け 見積・受注・原価・販売管理システム ハウロードAX |
補助の対象外となる事業者は?
事業の規模など、要件が定められています。
申請の対象となるのは「中小企業・小規模事業者等」となっており、その定義は業種分類ごとに異なります。
建設業の場合、定義は下記のようになっています。
-
- 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社
または
- 常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人事業主
この他にも、類型ごとに要件が定められています。詳しくは公式サイト内、公募要領をご確認ください。
新人OL 若葉ちゃん
参考 IT導入補助金2021 公募要領 低感染リスク型ビジネス枠(C・D類型)IT導入補助金公式ホームぺージ
準備が必要なものは?
申請するにあたり、必要となるものがいくつかあります。
中には取得までお時間がかかるものもありますので、お早めのご用意開始をお勧めいたします。
※下記でご紹介するのは法人の内容です。ご申請頂く方が個人事業主の場合、内容が異なります。
GビズIDプライム
IT導入補助金の申請以外にも、複数の行政サービスをひとつのアカウントで管理が行えるシステムです。
「gBizIDプライム」と「gBizIDエントリー」の二種類がありますが、申請にあたり必要となるのは「gBizIDプライム」です。
参考 GBizID新人OL 若葉ちゃん
SECURITY ACTION
中小企業が自ら「情報セキュリティ対策」に取組むと自己宣言を行う制度です。
「★一つ星」と「★★二つ星」の二種類がありますが、申請にあたっては「★一つ星」から対象となっています。
参考 SECURITY ACTION新人OL 若葉ちゃん
履歴事項全部証明書(発行から3か月以内のもの)
法務局にて取得が行えます。発行から3か月以内のものを用意する必要がございます。
納税証明書
管轄の都道府県税事務所や市区町村役場にて発行が行えます。
直近の納税証明書でかつ、「その1」または「その2」をご用意ください。
そのほか
このほか、申請を行う際の項目として前期・前々期の決算情報も必要となります。
スケジュールは?
IT導入補助金のスケジュールは段階的に発表されます。
スケジュール発表次第、随時更新いたします。
締切 | 交付決定日 | 事業実施期間 | 事業実績報告期間 |
|
---|---|---|---|---|
1次 | 17:00 予定 ※終了しました。 | 6月15日 | 交付決定日以降~ 2022年1月28日(金) | 9月2日(木)受付開始~ 2022年1月28日(金)17:00まで |
2次 | 17:00 予定 ※終了しました。 | 8月31日 | 交付決定日以降~ 2022年1月28日(金) | 9月2日(木)受付開始~ 2022年1月28日(金)17:00まで |
3次 | ※終了しました。 | 10月29日 | 交付決定日以降~ 2022年3月31日(木) | 交付決定日以降~ 2022年3月31日(木)17:00まで |
4次 | 11月17日 17:00 | 12月15日 予定 | 交付決定日以降~ 2022年6月30日(木)(予定) | 交付決定日以降~ 2022年6月30日(木)17:00(予定) |
5次 | 12月中 予定 | 2022年1月中 予定 | 交付決定日以降~ 2022年6月30日(木)(予定) | 交付決定日以降~ 2022年6月30日(木)17:00(予定) |
申請の流れは?
IT導入補助金は、採択が行われてからの補助事業開始となっています。
お気軽にご相談ください。
※IT導入補助金2021においては、C/D類型について「2021年1月8日以降」にITツールの契約・納品・支払いが行われたものについても要件を満たせば申請が行えます。
弊社の担当者がご説明させていただきます。製品の御見積書もお送りさせていただきます。
※ご相談等はお電話・WEB会議システムにても行えます。
また、申請にあたり必要な事項をヒアリングいたします。
IT支援事業者が手続きもサポートを行います。
交付決定の通知日は、申請日ごとに異なります。
万が一不採択だった場合は、次回締切での再申請または納品の見送りも可能です。
報告書を提出時も、手続きのサポートを行います。
新人OL 若葉ちゃん
IT導入補助金対象の工事業向け業務ソフト
株式会社ハウロードシステムでは、対象となる「生産性向上に役立つITツール」の中でも、工事業に特化した「見積・積算・受注・原価・販売管理システム」を販売しています。
見積作成から工事完成後の見直しの流れを、一元管理いたします。
見積・積算システム
誰にでも簡単で素早く正確な見積作成が行えます。
誰が作成しても統一された適正価格の見積書で、提出する取引先からの信頼も高まります。
受注・原価管理システム
一件一件の工事は勿論、これまで行ってきた全ての工事から、御社の隠れたムダを徹底的に解析します。
正確な原価管理により利益を格段に向上いたします。
販売管理
工事完了後の請求書など、各種書類の発行をスムーズに行います。
お取引先のデータをまとめて管理することで、業務効率を向上いたします。
明細作成は、基本2ステップ
材料マスタは①画面下部の分類、②検索から選択できます。
手入力も行うことが可能です。
入力ミスなどもありません。
誰が作成しても、統一された適正価格の見積が算出できます。
お気軽にご相談ください
IT導入補助金は、IT導入支援事業者(ITベンダー)が補助事業者(申請を行う中小企業・小規模事業者等)様へ、ITツールの説明や導入、運用方法の相談等のサポートの他、補助金の交付申請や実績報告等の事務局へ提出する各種申請や手続きもサポートいたします。
工事業向け業務ソフトのご導入をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。