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IT導入補助金とは?2025は最大4/5を補助、PC等も対象。工事業向けにわかりやすく解説!

数年続けて実施されている「IT導入補助金」

耳にしたことはあるけれど、いったいどんな補助金なんだろう?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

既に使用したことがある…という方も是非確認していただきたいこちらの補助金。

今回は工事業を営む方にもご使用いただける「IT導入補助金」についてご案内させていただきます。

新人OL 若葉ちゃん
新人OL 若葉ちゃん

見積ソフトの導入を検討しているけど、IT化や補助金ってなんだか難しそう…。

そんな方にもわかりやすく解説させていただきます。

今回は最大4/5を補助、類型によってはパソコン等も補助対象です。

この機会に工事業もIT化を行いませんか?

 

IT導入補助金とは?

中小企業庁が監督のもと運用されている、中小企業・小規模事業者を対象とした補助金です。

複数年にわたり相次いで直面する制度変更に対応し、生産性の向上に資するITツールを導入するための事業費等の経費の一部を補助いたします。

複数年にわたり相次いで直面する制度変更とは?【2024年度版の例】
  • 働き方改革
  • 被用者保険の適用拡大
  • 賃上げ
  • インボイスの導入

など

IT導入補助金2025は下記の枠があります。

通常枠生産性の向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス)の導入費用を支援
複数社連携IT導入枠10者以上の中小企業・小規模事業者等が連携した、インボイス制度への対応やキャッシュレス決済を導入する取組等を支援
インボイス枠 インボイス対応型令和5年10月1日に開始されたインボイス制度への対応に特化した支援枠
会計・受発注・決済ソフトに加え、PC・タブレット・レジ・券売機等のハードウェア導入費用も支援
インボイス枠 電子取引型取引関係における発注者(大企業を含む)が費用を負担してインボイス対応済の受発注ソフトを導入し、受注者である中小企業・小規模事業者等が無償で利用できるケースを支援
セキュリティ対策推進枠独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているセキュリティサービスの利用や利用料を支援
IT導入補助金2025
仙人
仙人

それぞれ内容や補助率が異なるので、要注意じゃ!

いずれの場合も「生産性向上に役立つITツール」が補助の対象となっていますが、補助対象の内容や補助率が異なってきますので、事前にしっかり確認を行いましょう。

新人OL 若葉ちゃん
新人OL 若葉ちゃん

事業規模等の要件はありますが、建設業も対象となっています。

 

補助される金額は?

先ほどご案内した枠ごとによって補助内容が異なりますので、分けてご紹介させていただきます。

  • 通常枠
  • 複数社連携IT導入枠
  • インボイス枠 インボイス対応型
  • インボイス枠 電子取引型
  • セキュリティ対策推進枠

 

通常枠

業務効率化やDXの推進を目的として、例年幅広いシステムが対象です。

仙人
仙人

令ねんは建設業の場合、見積積算ソフト、工程管理、施工管理といった事業に即した密接に関わるシステムも対象です。

補助額5万円~150万円未満150万円~450万円以下
補助率・中小企業…1/2以内
・最低賃金近傍の事業者…2/3
・中小企業…1/2以内
・最低賃金近傍の事業者…2/3
補助対象経費・ソフトウェア購入費
・クラウド利用費(最大2年分)
・導入関連費
・ソフトウェア購入費
・クラウド利用費(最大2年分)
・導入関連費

※最低賃金近傍の事業者…三ヶ月以上、地域別最低賃金+50円以内で雇用している従業員数が全従業員数の30%以上であることを示した事業者

仙人
仙人

導入するITツールの機能面では、1~3プロセスのもの・4プロセス以上が必要なものがあります。

若葉ちゃん
若葉ちゃん

「補助額」は補助される額です。補助対象となる製品の額ではございません。

「中小企業等」 – IT導入補助金2024 交付規程より抜粋

 

「小規模事業者」 – IT導入補助金2024 交付規程より抜粋

 

複数社連携IT導入枠

複数社連携IT導入枠は、商店街などが対象の枠です。
複数の中小企業・小規模事業者が連携し、ITツールを導入する際に活用できます。

新人OL 若葉ちゃん
新人OL 若葉ちゃん

そのため、一般的な企業様の場合はその他の枠(通常枠/インボイス枠)でご検討ください。

仙人
仙人

こちらの類型は対象用途・補助内容などが少し特殊のため、ここでの紹介は割愛します。

 

インボイス枠 インボイス対応型

023年10月1日に開始されたインボイス制度への対応に特化した支援枠です。

インボイス制度に対応したソフトが対象です。

補助額50万円以下
補助率小規模事業者4/5以内
中小企業・個人事業主3/4以内
補助対象経費・ソフトウェア購入費
・クラウド利用料(最大2年分)
・導入関連費
・ハードウェア購入費
仙人
仙人

導入するITツールの機能面では、「会計・受発注・決済」のうち~50万円部分は1機能以上、補助額50万円超~は2機能以上が必要です。

また、こちらの類型では、PCやタブレット、レジや券売機も補助対象となります。

新人OL 若葉ちゃん
新人OL 若葉ちゃん

但し、例年、PC・タブレット等単体では認められません。
ITツールを導入する上で必要となるハードウェアが補助対象です。

また、ソフトウェアの購入先として選定したIT導入支援事業者からの購入に限ります。

PC・タブレット等レジ・券売機
補助額~10万円~20万円
補助率1/2以内1/2以内

 

インボイス枠 電子取引型

インボイス枠 電子取引型は発注者主導で、取引先のインボイス対応を促す類型です。

補助額~350万円
補助率大企業1/2以内
中小企業2/3以内
補助対象経費・クラウド利用料(最大2年分)
新人OL 若葉ちゃん
新人OL 若葉ちゃん

他の類型とは異なり、ソフトウェア購入費等は補助対象外です。

 

セキュリティ対策推進枠

セキュリティ対策推進枠はサイバーセキュリティ対策の強化を目的とした枠です。

「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているセキュリティサービスの利用料を支援します。

補助額5万円~150万円以内
補助率中小企業1/2以内
小規模事業者2/3以内
補助対象経費・サイバーセキュリティサービス利用料(最大2年分)

 

 

それぞれの類型や枠の違いは?

各類型によって、導入するITツールの要件などが変わってきます。

 

類型判別チャート

※こちらのチャートはIT導入補助金2022のチャートです。
詳細が公開され次第最新の情報へ更新します。なお、「EC(WEBサイト)」は2024年では対象外です。
仙人
仙人

「会計」・「受発注」・「決済」の機能を有するソフトウェアであっても通常枠に申請することは可能ですが、補助率は通常枠の内容となります。

「プロセス」 はベンダー側がITツール登録時に申請します。 プロセスや機能の説明は複雑な部分もありますので、詳細については是非お問い合わせください。

 

どんなITツールが対象?

掲載情報について

IT導入補助金2024の際の内容を掲載しています。
最新情報が公開され次第、情報を更新します。

補助対象となるITツールは、事務局より認定されたITツールに限られます。

仙人
仙人

通常枠・インボイス枠でも異なります。ITツール検索はIT導入補助金のサイトから行えます。

 

補助の対象・対象外となる事業者は?

掲載情報について

IT導入補助金2024の際の内容を掲載しています。
最新情報が公開され次第、情報を更新します。

 

補助の対象となる事業者

事業の規模など、要件が定められています。

申請の対象となるのは「中小企業・小規模事業者等」となっており、その定義は業種分類ごとに異なります。

仙人
仙人

2024年はインボイス枠電子取引類型のみ大企業も対象となります。

建設業の、対象となる中小企業・小規模事業者等の定義
  • 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社

または

  • 常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人事業主

この他にも要件が定められています。詳しくは公式サイト内、公募要領をご確認ください。

 

補助の対象外となる事業者

同様に、「対象外となる事業者」についても記載が行われています。

若葉ちゃん
若葉ちゃん

注意が必要な「対象外となる事業者」の要件もございます。

対象外となる事業者(一部抜粋)
  • 発行済株式の総数又は出資価格の総額の2分の1以上を同一の大企業が所有している中小企業・小規模事業者等
  • 発行済株式の総数又は出資価格の総額の3分の2以上を大企業が所有している中小企業・小規模事業者等
  • 大企業の役員又は職員を兼ねている者が、役員総数の2分の1以上を占めている中小企業・小規模事業者等
  • 発行済株式の総数又は出資価格の総額を①~③に該当する中小企業・小規模事業者等が所有している中小企業・小規模事業者等
  • 上記に該当する中小企業・小規模事業者等の役員又は職員を兼ねている者が役員総数の全てを占めている中小企業・小規模事業者等
  • 確定している(申告済みの)直近過去3年分の各年又は各事業年度の課税所得の年平均額が15億円を超える中小企業・小規模事業者等

など

 

事前に準備が必要なものは?

掲載情報について

IT導入補助金2024の際の内容を掲載しています。
最新情報が公開され次第、情報を更新します。

申請するにあたり、必要となるものがいくつかあります。

中には取得までお時間がかかるものもありますので、お早めのご用意開始をお勧めいたします。

※下記でご紹介するのは法人の内容です。ご申請頂く方が個人事業主の場合、内容が異なります。

 

GビズIDプライム

GビズIDとは

IT導入補助金の申請以外にも、複数の行政サービスをひとつのアカウントで管理が行えるシステムです。

デジタル庁にて公開されている動画がわかりやすく解説されていますので、ご確認ください。

出典:デジタル庁YOUTUBE GビズID紹介動画(メリット編)

「gBizIDプライム」と「gBizIDエントリー」の二種類がありますが、申請にあたり必要となるのは「gBizIDプライム」です。

 

みらデジ経営チェック

みらデジの事業終了について

IT導入補助金2024ではみらデジが必須でしたが、2025年3月31日(月)にてみらデジのサービス終了が発表されました。2025年4月1日より、みらデジの一部の機能を引き継いだ、「デジwith」が運用開始とアナウンスがありましたが、IT導入補助金との関連は現状不明です。

みらデジとは

中小企業・小規模事業者等の経営課題をデジタル化により解決するサポート。

中小企業庁が実施しています。

みらデジ経営チェック実施の際は、 gBizIDプライムの取得後に、事業者登録を行ったうえで実施してください。

 

SECURITY ACTION

SECURITY ACTIONとは

中小企業が自ら「情報セキュリティ対策」に取組むと自己宣言を行う制度。

「★一つ星」と「★★二つ星」の二種類がありますが、申請にあたっては「★一つ星」から対象となっています。

 

履歴事項全部証明書(発行から3か月以内のもの)

法務局にて取得が行えます。発行から3か月以内のものを用意する必要がございます。

 

納税証明書

税務署の窓口にて発行が行える、法人税の納税証明書が必要です。

直近の納税証明書でかつ、「その1」または「その2」をご用意ください。

 

そのほか

このほか、申請を行う際のに入力の必要な情報があります。

 

スケジュールは?

IT導入補助金のスケジュールは段階的に発表されます。

スケジュール発表次第、随時更新いたします。

 

通常枠

 

インボイス枠(インボイス類型)

 

インボイス枠 (電子取引類型)

 

セキュリティ対策推進枠

申請の流れは?

掲載情報について

IT導入補助金2024の際の内容を掲載しています。
最新情報が公開され次第、情報を更新します。

IT導入補助金は、採択が行われてからの補助事業開始となっています。

お気軽にご相談ください。

STEP.1
お打合せ・ご相談

まずは製品や補助金についてのご相談をどうぞ。

弊社の担当者がご説明させていただきます。製品の御見積書もお送りさせていただきます。
※ご相談等はお電話・WEB会議システムにても行えます。

STEP.2
申請準備

申請にあたり必要な書類をご準備ください。

また、申請にあたり必要な事項をヒアリングいたします。

STEP.3
申請

申請を行います。

IT支援事業者が手続きもサポートを行います。

STEP.4
採択結果

交付申請の採択結果を待ちます。

交付決定の通知日は、申請日ごとに異なります。

STEP.5
お打合せ・納品

無事に採択されましたら、お日にちをお打合せのうえ納品を行います。

万が一不採択だった場合は、次回締切での再申請または納品の見送りも可能です。

STEP.6
お支払い

納品完了後、お支払いをお願い致します。
STEP.7
事業完了報告書の提出

お支払い完了後、事業完了報告書を事務局へ提出します。

報告書を提出時も、手続きのサポートを行います。

STEP.8
補助金の振込
約1ケ月程度で、事務局からお客様の元へ補助金額が振込されます。

新人OL 若葉ちゃん

別途、通常枠は3回の「事業実施効果報告」が必要です。